クンダリーニ覚醒は瞑想だけでなく、ヨガ、気功、スピリチュアルなど様々な分野で注目されている覚醒方法です。
覚醒すると超人的なパワーを持つようになると言われ、宗教団体の中では崇められたリ、教祖になったりと特別視されることもあるようです。
かく言う私もクンダリーニ覚醒をした一人です。
覚醒者の中には劇的に生活が変わったり、それこそ宗教団体を立上げ活動している人もいるようですが、私の場合は覚醒後でも何も変わらず普通の生活をしています。
この理由はクンダリーニ覚醒は瞑想の中では、あくまで悟りへの途中段階でしかないと私は思っているからです。
今回はこの辺りも踏まえてクンダリーニ覚醒とは何か、覚醒した後に何を得られたかなどをお伝えします。
本などを読むと凄く神秘的に書かれていますが果たしてどうなのか?ご覧ください。
クンダリーニ覚醒予備知識
クンダリーニを語るうえでヨガではチャクラ、気功では気穴の存在を知ることが不可欠です。
以降、チャクラで統一します。
チャクラは身体のエネルギースポットのようなものがありエネルギーの出し入れをしているところです。
複数あるチャクラを活性化させることで様々な恩恵を授かり心身共に成長をすることができます。
気功では小周天と呼ばれる各チャクラ上をエネルギーで回し活性化させる行があります。
小周天をすることで自分の身体機能を向上させることができます。
そして機を見て大周天と呼ばれる天の気を体内に取り入れ活性化させ地に流し、今度は地から気を取り入れ体内を活性化させ天に流してやる方法があります。
これらの行をおこなうことで大きなエネルギーを扱えるようになり遠隔で他人へ気功をすることができるようになります。
そしてクンダリーニ覚醒ですが、覚醒するとこれらのさらに上をいくエネルギーを扱えるようになります。
体感としては今までの10倍、言葉でいうとボワァーンだった波動がグワァーッと力強くなりました。
余計わかりづらいでしょうか…
クンダリーニ覚醒をはじめてした時の体験談
クンダリーニ覚醒は瞑想を続けている人であれば自然と覚醒する場合もあるようですが、私の場合は意識して覚醒させました。
しかしクンダリーニの事を最初から知っていたわけではありません。
気功を学んでいた頃の私はクンダリーニ覚醒という言葉すら知りませんでした。
クンダリーニ覚醒のための修行をはじめたきっかけ
その頃の私は大周天をマスターし遠隔気功で何人かの人への施術実績もできてきました。
気功を使えばどんな人でも治せるな、そんな慢心していた矢先に施術効果の悪い人と出会いました。
時間をかけても、施術部位を変えても改善ができません。
その方は腰痛に悩まされていたのですが、私の中で腰痛施術は何度も経験し自信がありました。
それなのになぜ改善できないのか。
なぜ症状は一緒なのに人によって施術効果が違うのか。何が原因なのか。
私は必死で考え、色んな情報を調べました。
その結果、扱うエネルギーの質、量が問題であること、そして根本的な原因を見るすべがあることを知ります。
そして今の段階の自分がエネルギーの質、量を上げ、新たな能力を身につけるのにクンダリーニ覚醒が有効であることがわかりました。
こうして私はクンダリーニ覚醒に向けて修行を開始したのです。
クンダリーニ覚醒は超神秘的で秘密のベールに包まれている
クンダリーニ覚醒の効果について情報を得たものの肝心な覚醒までの方法が全くわかりませんでした。
内容は超神秘的で、私たちは生まれながらに尾てい骨に二匹の蛇が3回半巻ついているそうです。
この蛇を目覚めさせ尾骨から背骨伝いに1つずつチャクラを活性化させて第7チャクラまで昇華させると覚醒できるというものです。
また覚醒させるためには指導者が必要で、一人で修行をすると失敗のリスクが高く、半狂乱したり統合失調症になった人もいるとの事でした。
やり方はわからないし、リスクが高いし、どうしたものかと半ば諦めかけていた頃に仙道を学ぶ人のブログを見つけました。
一筋の光明
仙道ブログでは小周天、大周天で経脈をしっかり開きエネルギーを流すルートを作ることでリスクを減らし、会陰部分の気穴に気を溜めエネルギーが満タンになると自然に背骨の中を通り百会からエネルギーが放出されると書かれてありました。
ブログに書いている事を鵜呑みにするわけではいですが、そのブログから感じられる波動は凄く強いもので実践修行されていることがわかります。
読んでいるだけで尾骨が振動し背骨が熱くなりました。
この人は本物だなと思い、その方の書かれている体験記と今まで調べてきた文献の情報を照らし合わせ自分なりにクンダリーニ覚醒への実践方法を作り出しました。
修行開始からはじめてのクンダリーニ覚醒
修行をはじめて一ヶ月が経つ頃に仙道ブログを読んだ時の様に尾骨が振動し背骨が熱くなりだしました。
これはもうすぐだなと思った、その3日後の夜
クンダリーニ覚醒のための瞑想中に会陰部分が熱くなり、だんだん塊のようなものが大きくなってきました。
意識をそらすと自分がなくなってしまうような、そんな強烈なエネルギーの上昇を感じ
もう限界だ!もう駄目だ!
そう思った瞬間、尾てい骨が痛み出しメリメリメリッ!と骨が砕けるような感覚と共に尾骨から背骨を伝ってものすごいエネルギーが上昇し首から額に移動し、どんどん額にエネルギーが溜まります。
頭が割れるんじゃないかというくらい、もの凄いエネルギーが頭全体に充満したころ、思い出しました。
エネルギーを百会から放出
そうだった。百会から放出するんだったと思った瞬間、今までたまりに溜まったエネルギーが宇宙に向けてグワァーッと放出され私の意識も一緒に宇宙へ飛ばされました。
そして気がついた時、私は広大な宇宙の中にいて青い地球のような惑星を眺めひたすら感動していました。
あぁ、これがクンダリーニなんだなぁ、自分は宇宙と一体なんだなぁ
誰かも同じような事を言ってたなぁと思いつつ、やっぱりそうだったんだなぁと納得しました。
その後も何度もエネルギーの上昇が続きました。
冷静になって考えたこと
大周天とクンダリーニを同一のものとして扱う方もおられますが、私の体験上は似て非なるものでした。
大周天は背骨上へエネルギーを流しますが、クンダリーニは仙骨から背骨の中へエネルギーが通りました。
また流れるエネルギー量、熱感も全く異なっていてクンダリーニはものすごく熱いエネルギーです。
これは本当に凄いエネルギーだと思います。
覚醒後の変化
覚醒した後の変化は
- 扱うエネルギー量、質が変わったため遠隔施術の精度が上がった
- 直感力が増した
- 透視力が増した
- 常に体が温かい
- 人付き合いが益々良好になった
- モテるようになった
など、色んな変化がありました。
最後のモテるようになったというのは大げさですが、女性から話しかけられることが多くなったのは確かです。
自分なりの解釈ですがクンダリーニは性エネルギーですので自然と異性に対する性アピールが強まったのだと思います。
クンダリーニ上昇は一回だけでなく、何度もすることで色んな能力開発に役立つのではないかと実感しています。
今でも能力開発のために定期的に上昇させていますが一番最初に体験した上昇ほど強烈な感覚はなくなっています。
まとめ
ある程度チャクラの開発が進んでいないと、皆が言っているようにクンダリーニ覚醒させるのは危険だと思いますので、くれぐれも独自で開発を進めている方はご注意ください。
私なりのコツを伝えますと
- 小周天のルートにある各チャクラを活性化しておくこと
- 仙骨から背骨、首、眉間、百会までのルートをスムーズに流れるようにしておくこと
- 会陰(第一チャクラ)へエネルギーを溜め込むこと
この3つです。
クンダリーニは誰もが持つエネルギーですので手順を踏めば誰でも覚醒できると経験を持って確信しています。
限られた一部の人しかできないように言われているのは、何の修行もせず気楽にクンダリーニを上昇させると事故が起きてしまう危険性があるからでしょう。
実際に大周天ルートができていた私でも、はじめてクンダリーニが上昇したときはメリメリメリッと骨が砕けるような、何かが削がれるような感覚がありましたから。
当サイトの無料コンテンツに変性意識の書があります。
変性意識の書では気の扱いかたについて基本から応用までお伝えしています。
変性意識の書で気のコントロールができるようになると、クンダリーニを上昇させるためのエネルギーの溜め方、コントロールの仕方も感覚でわかるかもしれませんね。
興味のある方はページ下部で紹介していますのでご参考までにどうぞ。
ちなみに、クンダリーニ覚醒をしたからと言って特別な人間になるかというと、そうでもないと思います。
あくまで瞑想修行の途中段階のことであり、まだまだ道のりは長くゴールの旗の先っぽすら見えていません。
ただ一般的な人と比べ、ほんの少し観ている世界が変わったかもしれませんね。
仏教でいう諸行無常や諸法無我を頭ではなく、体感としてほんの少し感じるようになったと思います。
最後に、クンダリーニ覚醒は神秘的なもの?と言われた場合、私はそうではないと答えますが、神秘的なものと捉えた方が上昇後の感動はものすごいものになるでしょう。
その方が能力開発に役立ちます。