瞑想後のイライラや気分が落ち込む罠

瞑想をすると心がスッキリする、気分が明るくなるなど良い結果に結びつく事が多いと思います。
だからこそ最近ブームのマインドフルネス瞑想などは多くの方が取り組んでいるのだと思います。
しかに中には瞑想をするとイライラする、気分が落ち込むという人がいます。
実は過去の私も瞑想をするとイライラしていた頃がありました。
はじめに申し上げると瞑想をしてイライラしたり、気分が落ち込むのは自分を変えるチャンスです!
今回は瞑想後に思考がマイナスになることについてまとめてみましたのでご覧ください。
瞑想中のマイナス感情
瞑想後ではなく瞑想中にも感情の変化があります。
これは瞑想をすることで潜在意識が浮上し、普段の生活の中で気づいていなかった心の奥底を見ることができるからです。
瞑想中の場合は客観的にこれらの様子を俯瞰する気持ちで眺めてみると良いでしょう。
でてきた感情に対して主観的になってしまうと、その事象にとらわれてしまい他の感情を知る機会を失いますのでご注意を。
これはマイナス感情でもプラス感情でも同様です。
ぼーっと眺めるだけで良いのです。
そして、心の中で自分はこんなことを思っているんだなぁと認めてあげることが大切です。
瞑想後のマイナス感情
今回の本題である瞑想後のマイナス感情について。
この現象は好転反応と考えてよいでしょう。
好転反応とは東洋医学からきている考え方で体の中から毒素がでてきて一時的に病的な症状になることです。
この症状が過ぎると体が元気になるわけですが、体だけでなく心も一緒です。
瞑想することで心の奥底にあったマイナス感情が浮上しやすくなり、瞑想が終わっても同様だということです。
私の場合はこのような好転反応の知識があったため、マイナス感情が浮上した時は逆に嬉しかったものです。
このマイナス感情は、これから自分がキレイな心になるために必要な作業なんだなと思うようにしていました。
特に人は無意識の感情のほとんどがマイナス思考であるとも言われておりますので驚くような事でもありません。
マイナス感情がでてきて当たり前くらいに思っていた方が良いと思います。
他にはどんな感情が浮上するのか
イライラだけでなく、怒り、悲しみ、気だるさなどを感じる人もいます。
感情の大きさも人それぞれです。
好転反応が大きい場合はとても辛い思いをするでしょう。
瞑想なんかするんじゃなかったと後悔することもあるでしょう。
でも、一度でも好転反応をぬけた経験をすれば、その清々しさに更に心を浄化したくなります。
好転反応を早く終わすには
好転反応は自分の意思で終わらすことができます。
好転反応とは今までの自分から、新しい自分に切り替わるための反応と考えます。
今までの自分を保っていた心が、新しい自分を保てなくなっている状態なので、新しい自分を保つための心になればいいのです。
とは言っても積極的に心を変えるという意識ではなく、自然に成り行きを見守るような、第三者的な心持でいると良いでしょう。
あぁ好転反応がきたんだな
と、客観的な気持ちでいることが早く終わらすコツです。
特に注意をして避けたい事が、マイナス感情を体験した時に、更にその感情に乗っかってしまったり、自分はダメなんだなと自己否定をすることです。
せっかくマイナス感情が浄化する段階なのに逆にマイナスをパワーアップさせてしまうことになり兼ねませんので、あくまで客観的に自分の感情を見るようにしたいですね。
まとめ
瞑想の醍醐味の一つである心の解放
普段私たちは心が苦しい、悲しいと悲鳴をあげていても、なかなか気づく事ができません。
顕在意識で気づくころには手遅れになっていることもあったりします。
手遅れにならない解決方法は瞑想で潜在意識へ繋がり心の状態を知る事です。
好転反応が辛いこともありますが、その先にはとても穏やかな世界が待っています。
ぜひみなさんもチャレンジしてみましょう。
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