瞑想を始めたキッカケは宇宙と繋がりたいからという人は少なくないはず。
この場合の宇宙とは自分の中に存在する宇宙
主に視覚から得られる情報を外の世界というなら、瞑想の中で見えてくる映像や体感を内の世界=宇宙と言えます。
普段の生活では宇宙を感じることはできません。
なぜなら宇宙は内なる意識だからです。
内なる意識は普段の生活の中で顕在化されている意識を消していく事でようやく感じることができるようになっていきます。
今回は内なる意識と繋がる具体的な方法をお伝えしていきます。
まずは顕在化した意識と向き合うこと
内なる意識と繋がるには、まずは顕在意識のおしゃべりをやめさせることから始めます。
瞑想をしようと目を閉じると、その時に気になっていることが次から次へと湧いてきます。
注意力が散漫で…
と悩んでいらっしゃる方からご相談を頂くことが結構ありますが
こういった方へは「それが普通ですよ」とお伝えしています。
瞑想は、目を閉じて顕在化している意識を確認することからスタートします。
このように考えると少し気が楽ですよね。
まずは、おしゃべりする内容に耳を傾けてみましょう。
自分は何を思っているのか、何を気にしているのか
これを客観的に、ありのままを感じてみましょう。
場合によっては、これだけでも収穫があったりします。
例えば
自分は上司に怒られたことをまだ引きずっているんだな
もう終わった事だから考えるのをやめよう
とか
そう言えば母親から買い物を頼まれたんだっけ
瞑想が終わったら買いに行こう
など、意識としては顕在化していたけど他に優先すべき事項があり、少し忘れていたことなどを知るきっかけになります。
意識状態を深めていく
顕在化している意識に対して、あらかた答えをだしてあげたら、次は意識状態を深めていきます。
意識状態を深めていくのに都合が良いのは何か一つに集中することです。
瞑想をやられる方の多くは呼吸に意識を集中させます。
やり方は簡単で吸う、吐くに意識を向けるだけです。
鼻から、もしくは口から吸った空気が気道を通って肺に入ることを客観的に観察します。
吐くときはこの逆です。
実践してみると色んなことに気がつくでしょう。
空気が体内に入るルートであったり、体温、湿気、感触など色んな気づきがあります。
その度にあなたの意識はどんどん深くなり、次第に肉体感覚が無くなっていきます。
いよいよ潜在意識へ突入
肉体感覚が無くなれば、いよいよ潜在意識が目覚めます。
厳密には潜在化している意識が少しずつ顕在化してきます。
顕在化してくる意識には優先順位がついています。
その順番はあなたが必要としている情報順
あなたは内なる意識と繋がることで何を知りたいですか?何を得たいですか?
これらが明確にあるとき、何らかの情報をもってあなたに答えが伝えられます。
何らかの情報とは映像であったり、音であったり、触感であったり
あなたの得意な感覚によって伝えられます。
ある人は天使が現れて知りたい事を告げてくれたり、ある人は映画を観ているように伝えられたりと人によって様々です。
起きた現象をビックリせずそのまま受け入れることが内なる意識と繋がるコツです。
慣れてきたら
内なる意識と繋がることに慣れてきたら、今度は自ら積極的にこの世界を楽しんでみましょう。
頭上に広がる宇宙と一緒で内なる宇宙も広大です。
果てしなく続く内なる意識には過去も未来も同時並行で存在します。
何かアクションが起きるのを、ただひたすら待つのではなく、自分から積極的に散策してみることをおススメします。
あなたが知り得ない情報も内なる意識にはあり、知りたいと望むのであれば的確に提供されるでしょう。
瞑想の中でこの世界を訪れる度に新鮮な体験があなたを待っていますよ。