これまで私の体験を交えてクンダリーニについてお話しして参りましたが、一度この記事でまとめてみたいと思います。
過去記事はこんな感じです
- クンダリーニ覚醒のメカニズム
- クンダリーニ覚醒でつまづく4つの部分
- 大周天とクンダリーニ上昇の違い
- クンダリーニ覚醒体験 覚醒した後に何を得られたのか
- KOU流気功瞑想-クンダリーニ覚醒ワーク
- クンダリーニ覚醒スクールについて議論
- 3週間足らずでクンダリーニ覚醒に至りました
クンダリーニ覚醒に興味のある方は、この記事を読んでいただければ、ほぼ全てがわかると思いますのでぜひご覧下さいませ。
なぜクンダリーニ覚醒が難しいのか?なぜKOU流のワークを受けていただくと上昇しやすいのか?
簡単に言うと多くの解説ではクンダリーニを上昇するためのポイントが間違っているためです。
KOU流のワークでは適切なポイントをお伝えし比較的簡単に上昇をしていただいております。
またポイントだけでは上昇できない方もいらっしゃるので、クンダリーニ覚醒済みの私の気功技術を伝授したり、ホメオスタシスと同調して頂くことで、より上昇の可能性を高めております。
そういった点が比較的簡単に手に入るクンダリーニ覚醒を解説している情報との違いですので、ぜひご覧頂ければと思います。
過去記事のご紹介
過去に書いた記事をご紹介いたします。
併せてご覧頂くとよりクンダリーニ覚醒について理解できると思いますのでご覧くださいませ。
- クンダリーニ覚醒についての基本的な説明はこちらです⇒クンダリーニ覚醒のメカニズム
- クンダリーニ覚醒の訓練でつまずきやすいポイントを解説しました⇒クンダリーニ覚醒でつまづく4つの部分
- 私がクンダリーニを上昇させた体験記です⇒クンダリーニ覚醒体験
- 大周天と混同して解説されている場合もありますが私の見解は別です⇒大周天とクンダリーニ上昇の違い
- クンダリーニ覚醒に興味のある方はスクールを用意しております⇒クンダリーニ覚醒ワーク
クンダリーニの上昇は嘘情報なのか?
「クンダリーニは誰もが体内に持っていて上昇できる」という情報は嘘です。
もしクンダリーニ上昇を修行され何年も上昇できないでいる方にとって、このような一文があれば心がグラつきます。
ネット上の情報を読んでいると、このようにクンダリーニ上昇の情報は嘘だという意見を見かけます。
しかしクンダリーニのエネルギーは誰でも持っています。
これは私が断言します。
なぜならクンダリーニのエネルギーとは生体エネルギーの事だからです。
生体エネルギーが無い人間が存在するのであれば、それは屍同様ですからね。
誰でも持っています。
有名な仙道の本に40歳以上を過ぎるとクンダリーニが上昇しづらくなると解説されているのを多くの人が知っていると思いますが、クンダリーニのエネルギーは生体エネルギーだからと言う事の裏付けにもなりますよね。
ただパワーの強弱はありますが40歳を過ぎたとしても上昇可能です。
しかし、なぜ誰でも持っているクンダリーニのエネルギーなのに上昇できる人とできない人がいるのでしょうか?
それは、クンダリーニを目覚めさせるポイントが明らかに間違って教えている情報が多いからです。
やれ仙骨だの、やれ会陰だの、第一チャクラだの
どれも不正解です!!
クンダリーニのポイントは物理的には存在しません。
これは丹田やチャクラも同様です。
自分で身体意識を作り出すことで初めて機能するのです。
仙骨を叩いてクンダリーニを覚醒させる方法がありますが、これだって仙骨を叩く事によりクンダリーニのポイントへ身体意識が作り出されるから上昇できるようになるわけです。
それでも最初に物理的なアプローチをしたいのであれば、場所は存在します。
ヒントは生体エネルギーであるということです。
この辺はスクールの生徒さんには詳しくお伝えしておりますので興味のある方はご受講くださいませ。
クンダリーニは脳内麻薬現象である
クンダリーニが上昇する過程で色んな能力が開発されると言われています。
その所以は、上昇時に脳内にエンドルフィン、ドーパミン、セロトニン、アセチルコリンなどの脳内麻薬と言われる成分が分泌されるからです。
一流のスポーツ選手や格闘家も、このような脳内麻薬を上手く利用し身体を向上させています。
特に前頭葉にあるA10神経が刺激されることにより興奮状態に陥り、通常であれば抑制がかかるようなものも快楽により突破し、更なる能力向上が可能となります。
クンダリーニが覚醒したことによる能力向上の違いと言うのは、そもそも持っている能力を脳内麻薬により更に向上される事から個人差が生まれるのです。
また上昇時の意識の持ち方によっても能力向上の違いが生まれるのも、やはり脳の使い方がカギとなるのは間違いないようです。
クンダリーニ火の呼吸とは
ヨガでクンダリーニ覚醒するための火の呼吸と言う行法があります。
基本姿勢はあぐらか半結跏趺坐(はんかふざ)です。
両足の踵をできるだけ股間に近づけ、足の甲を床面につけます。
背筋を真っすぐに伸ばしあごを引きます。
そしてリラックスし両手の甲をそれぞれの足のひざ付近にあて軽く手のひらを開き天井を向けます。
この状態から呼吸が始まるわけですが、出来る限り息を吐ききり、そして終わったら前回で息を吸い込みます。
息を吐くときはお腹をへこませ、息を吸う時はお腹を膨らませます。
慣れてきたらペースをどんどん上げていき1秒間に3回程度、息を吐く吸うが繰り返されるのを理想とされています。
火の呼吸をすることで、クンダリーニへの身体意識が生まれてくると同時に各チャクラも活性化されます。
KOU流クンダリーニ覚醒方法
先ほどの火の呼吸もそうですが、クンダリーニを目覚めさせる方法はたくさん存在します。
そしてKOU流のクンダリーニ覚醒方法は気功技術を使うものです。
まず前提となるのはクンダリーニのルートへ気を流し確保されている事です。
クンダリーニのエネルギーが強いほどに物理的身体への影響も大きくなるからです。
エネルギーは背骨に沿って(厳密には背骨の中)上昇させるのですが、ルートが開発されていないと途中でそれる可能性もあります。
そうなると何日も体中をクンダリーニが駆け巡ったり、体内にエネルギーが留まり体調不良になったりします。
実際に私のところにも、自己流で上昇させたり、他の教室で習ったが上手くいかずクンダリーニを制御できないとご相談を下さる方が結構いらっしゃいます。
これらの現象は全て自分の脳が作り出しているものですが、これくらいクンダリーニのエネルギーは脳をかく乱させるくらい強烈なものです。
クンダリーニは仙骨、背骨、背中どこを通るのか
クンダリーニの上昇ルートについてお問合せいただくことがあります。
人によっては背骨や体の真ん中や、第一チャクラから第七チャクラまでなど様々です。
私は、このどれもが正解だと思います。
現に私は色んなクンダリーニの上昇のさせ方ができます。
仙道に習って尾骨、仙骨、腰椎、胸椎、頸椎、百会、もしくは印堂のルートで上昇させることもできますし、会陰から百会を結び体の真ん中を通すこともできます。
またヨガのように各チャクラをエネルギーで満たしながら上昇することもできますので、自分がどのような身体意識を持っているかにより上昇のさせ方は様々なのです。
これが正解、これが不正解というように論じているのは他の流派を知らないだけなのではないかと思えます。
要はクンダリーニのエネルギーをどのように扱うか、上昇時にどのような意識を持つことが能力開発に役立つか、という点がブレなければ良いと考えます。
クンダリーニと小周天、大周天の関係
著名な気功家がクンダリーニを上昇させる前に小周天、大周天を完成させる必要があると書籍に残されたため、それを忠実に守ろうとする人たちがたくさんいらっしゃいます。
たしかに小周天、大周天、クンダリーニの順番を経ることで安全にクンダリーニを上昇させることができることは私も認めます。
ただし固執する必要はないと考えます。
クンダリーニ上昇に特化した場合、小周天では意念を育てる、大周天ではクンダリーニの身体意識を育てるというように考えられます。
ですから意念により身体意識を開発できるようになり、クンダリーニのルートを微弱なエネルギーで良いので開発できるのであれば、小周天、大周天にこだわる必要は全く無いと言えるでしょう。
もし小周天、大周天ができなくて悩んでおられるのであれば、一度のその意識を捨て、やりやすい方向性を見いだすのも良いのではないでしょうか?
クンダリーニが覚醒する兆候は振動がカギ
クンダリーニが覚醒する兆候で一番有力なのは尾骨、仙骨の振動です。
クンダリーニのエネルギーを貯めるべき身体意識が出来上がり、どんどんエネルギーを貯め込んでいると尾骨、仙骨にバイブレーションを感じます。
これはKOU流のどの生徒さんも一緒の体験をされておられますし古い文献を紐解いてみても同様の記載がされております。
いつクンダリーニが上昇するのだろう?と疑心になられている方は振動を目安にしてみると良いでしょう。
また、その前段階では背骨が急激に熱くなったり、会陰に塊のような意識が出来上がったりする場合があります。
これらの現象が現れるとクンダリーニ上昇ももうすぐですので自信を持って続けてみましょう。
クンダリーニの危険性、症候群
クンダリーニの覚醒は危険だ、クンダリーニ症候群になる可能性があるとは昔から言われている事です。
私もクンダリーニが上昇するときは骨盤が砕けそうになり、頭が割れそうになり大変な思いをしました。
しかし現在の見解としては、しっかり手順を踏んでおけば危険性はまず無いと判断できます。
これはKOU流の生徒さんを通じて、そう判断できるようになりました。
インターネットで得られる情報は時として過激な情報もあります。
確かに私へご相談くださる方でも過酷な経験をされてこられた方も何人かいらっしゃいます。
しかし、そのような方でも私が遠隔気功でエネルギーを収束させることで症状はすぐに改善がみられるようになります。
そう言った事からクンダリーニの危険性は全ては自分が作り出しているものであり、その元となるのは脳であると判断できます。
面白いことに、クンダリーニは危険なものだ!と思っている人は、上昇するときに危険を伴うような体験をしないとクンダリーニと認めることができません。
ですから生体エネルギーをフルに活用し、もの凄いパワーで上昇させることになります。
しかし穏やかに上昇することを考えられる方は、やはり穏やかに上昇させることができます。
どちらかというと大周天のような宇宙と繋がる穏やかさがありますね。
抽象度を高くして考えた場合は大周天もクンダリーニも同じことであり、上昇時の体感の強弱はさほど関係ないことです。
しかし多くの人は先入観がありますので強い体感を求められます。
ですからKOU流では生徒様が望まれる体感でクンダリーニのワークをさせてもらっております。
クンダリーニ覚醒とツインソウル
ツインソウルと出会うとクンダリーニが覚醒すると言われております。
正直なところ私はあまり関係性について深く考察しておりませんが、恋愛とクンダリーニ覚醒についてはものすごく相性が良いと考えます。
密教や道教などの房中術も存在するくらい覚醒と性交の関係性は深いものがあります。
それは前述したとおり脳内麻薬が大量に発生するからであり、それ以上のものはありません。
実際に性交をしなくてもホメオスタシスを同調できるものどおしであれば物理的な関係性を持たなくても覚醒は可能であり、このようなことからツインソウルとクンダリーニ覚醒の関係性について言われているのではないかと推測します。
クンダリーニ覚醒に年齢は関係あるのか
クンダリーニ覚醒と年齢の関係は大いにあると言えます。
年齢により生体エネルギーの量は違いますので上昇時の体感が違ってきます。
ですが年齢が上だからと言ってクンダリーニを上昇させられないかというと、それは無いと思います。
ただし圧倒的なパワーで上昇させたい!と思われるのでしたら年齢は若いほど良いでしょう。
クンダリーニ体験
クンダリーニ覚醒に興味がある方、体験してみたい方は一人で訓練されるよりも、クンダリーニ上昇者と一緒に訓練された方が圧倒的スピードで上昇が可能です。
上昇する、しないは全て自分の脳が支配していることですので、覚醒者のホメオスタシスと同調することで制限されている脳のリミットが外れます。
そうすると上昇しやすくなりますよ。
何かわからないこと、知りたい事があればご連絡お待ちしております!