気功、レイキ、ヒーリングなどの世界には伝授という考え方があります。
先生が生徒へ技術を伝授し、生徒も先生と同じように技術を使えるようになるというものです。
ほんの数分、伝授を受けるだけで先生と同じ技術が使えるようになるというのですから素敵ですよね。
今回は伝授のカラクリと、伝授を受ける側のメリット、デメリットについてまとめてみました。
この内容を知ることで伝授を受けるべきかどうか、判断できるようになるでしょう。
技術伝授のカラクリ
技術伝授のカラクリはアンカーとトリガーです。
先生が生徒の脳へ技術の記憶をインプットし(アンカー)、何かの動作を引き金に記憶を呼び覚ます(トリガー)方法です。
例えば「手のひらに人と言う字を書いて飲み込むと緊張しない」などの話を聞いたことがあるでしょうか。
これも一種の技術伝授で、教える側が権威を持っていたり、尊敬される様な人物であるほど効き目があるでしょう。
また実際に試し、緊張せず堂々と振舞えた体験が付いてくるとガッチリとアンカーが埋め込まれ脳内に回路ができあがります。
ですから次回も緊張せずうまくいくでしょう。
このような事を無意識化で行っているのが気功やレイキなどでの技術伝授です。
技術伝授のメリット
技術伝授のメリットは、やはり時短でしょうね。
通常であれば何年も修行をして体得するものを、ほんの数分で体得できるのですから本当に素晴らしい事です。
短期間で習得ができれば、更なる技術の進歩に役立ちます。
そして進歩した技術を伝授して
と、どんどん進化していくことができますね。
技術伝授のデメリット
デメリットは無いのではないか?とも思えるくらい伝授は素晴らしいものですが、伝授を受ける側の問題としてデメリットがあると思います。
それは能力の弱体化です。
伝授を受ければ先生と同じ技術が身につきます。
しかし、同等のパワーを扱えるかと言うと、実はそうではないのです。
パワーの強弱は使い手側の実力によります。
ですから伝授を受けても一見何も技術が使えないように感じる人もいるでしょう。
そんな人は次から次へと伝授を受けて能力アップを考えます。
しかし、これは大きな間違いで、技術とパワーは別物ですから、いつまでたっても能力が向上しません。
では、どうしたら良いのか?というと自分でパワーアップしていくしか方法はありません。
パワーアップするには
気功であれば採気という方法があり、植物などからエネルギーをもらい気力を高めます。
クンダリーニ覚醒もパワーアップの方法ですね。
色んなパワーアップ方法がありますが、基本となるのは瞑想です。
瞑想することで体内のエネルギーが強化されていきます。
具体的な方法については現在まとめておりますので、後日お伝えしていきますね。
9月11日追記
気功やヒーリング、レイキなどで扱うエネルギーの量を増やし施術効果を高めるために、最も効果的なのは変性意識状態を深めることです。
意図的に変性意識状態を作り出し深める方法をまとめましたのでご覧ください。
こちらをご覧ください⇒変性意識の書